電力会社の年収①

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どうも、しそです。

今回は、電力会社の年収①についてご紹介します。



電力会社の年収①

プロフィールの略歴の通り、私は2008年4月から2016年1月末まで、電力会社で働いていました。

電力会社の平均年収は、有価証券報告書から成る年収ランキングによると、震災後の現在でも約750万円もあります。

(2018年3月期ベース、10電力平均。)

ですが、総合的に考えた結果、大きな未練もなく辞めてしまいました。

よって、源泉徴収票や所得・課税証明書を元に、当時の総支給額(年収)と手取り額(所得)について、余すことなく情報公開します。

(余りにも衝撃的な内容のため、電力会社の給与担当者に刺されるかもしれません。)

なお、税計算の都合上、年度の単位が1月から12月までの12ヶ月間となりますので、注意が必要です。

(役所では、○年分や○年中と言う表現を使用します。)

また、10年以上前の情報も含まれます。

一部データが欠損していたり、記憶違いの可能性がありますが、あらかじめご了承願います。



【入社1年目】

平成21年度(平成20年分)

総支給額:2,169,279円

手取り額:1,337,600円

4月入社のため、8ヶ月分の年収となります。

基本給は、150,000円台後半か、160,000円台前半であったことを記憶しています。

4月から7月までは研修のため、時間外が全く付きません。

(ブラック極まりない電力会社での研修事情について、後日詳しくまとめる予定です。)

よって、8月から12月までの5ヶ月分の平均で、月20時間程度の時間外が付いていました。

(作業手当や深夜停電に伴う切替作業等により、割増賃金が多くありました。)

まだまだ作業員としては未熟のため、宿直と呼ばれる当直業務には従事していません。

賞与については、電力会社では昨年度の実績(職能等級や業績考課)により決まるため、夏冬合計で200,000円程度の寸志であったと記憶しています。

ちなみに、電力会社では組合活動が非常に根強く、夏冬の賞与とも最低100,000円をろうきんに定期預金することが求められていました。

このことは、当然ながら新入社員であっても逃れられません。

しかしながら、支給額が100,000円を割っているのに、強制的に100,000円の引き落としを機械的に処理された結果、残高不足による実費の振込が必要となりました。

(これは現在でも毎年続いている、悪しき習慣です。そろそろ、現場の実情を理解して欲しい。)

ここからが、本題です。

当時、現在の電力会社が決して明るみにできない、秘密の賞与を貰っていました。

特別厚生措置と呼ばれる、会社四季報には載って来ない裏ボーナスの存在です。

(通称、裏ボ。平均年収に載ってきます。)

毎年9月25日頃、一律定額で200,000円が支給されていました。

電力会社の賞与は、概ね年間で4ヶ月分となっていますが、これを含めると若年層であっても年間で5ヶ月分相当ありました。

ちなみに、電力会社にもよりますが、原発が完全停止していた最悪期には、夏冬とも賞与を全額カットされていました。

また、震災後の現在でも、特別厚生措置を除いて年間で3ヶ月分から4ヶ月分の支給です。

(震災影響により、2011年から2014年まで当座の運転資金を確保するため支給は保留。また、2014年を最後に、特別厚生措置は廃止。)

更に、当時先輩社員から聞いた話ですが、恐ろしいことに大昔は定額ですらなかったようです。

よって、年長者であればあるほど、たくさんの支給を受けていたようです。

(仮に1ヶ月分の支給だったとすると、更に300,000円から500,000円程度の年収底上げ。)

いつからか、若年層への配分を増やす名目で、定額支給へと変更になったようです。

(実際には人件費削減のため、会社全体の支給額は減っているはず。)

ちなみに、特別厚生措置については、10年以上付き合っている妻にもずっと内緒でした。

これを持って、情報解禁とします。

(基本的には全て貯金していましたが、妻にプレゼントしたGUCCIのカバンの購入、新車の頭金、結婚式の費用に消えました。)

ここまでの話だけ見てみると、電力会社は一見信じられないほどの好待遇に思えます。

ですが、好調の大手メーカー(自動車・化学等)や建設業界(ゼネコン等)では、年間で5ヶ月分から6ヶ月分を超える賞与の支給が当たり前にあることを考えると、決して多くはない数字です。

(電力会社では、年収以外の福利厚生が殆どありませんので、可処分所得は上記の企業よりも確実に劣ります。)

よって余程のMでない限りは、電力会社を含むインフラ系企業に就職・転職することは、避けた方が無難です。

【入社2年目】

平成22年度(平成21年分)

総支給額:3,656,404円

手取り額:2,384,800円

高学歴であるひつじ先輩と比べると、当然ながら年収や手取りは大きく下回ります。

しかしながら、地方の企業かつ高卒での入社2年目であることを考えると、この数字は驚異的と言えます。

基本給は、166,400円でした。

時間外は、平均で月45時間程度付いていました。

(繁忙期には、月60時間を超過。)

電力会社を辞めた理由②でも多少紹介しましたが、電力会社で言う月45時間の時間外は、75時間40分相当のことです。

宿直や日直にも入るようになり、休日や夜間の拘束時間がぐんと増え、数々のプライベートを犠牲にしました。

災害等による停電に伴い、緊急呼出も盛んになり、友人とスノーボードに行く予定(人生初滑り)が、当日の朝に急きょキャンセルになったことを今でも覚えています。

拘束時間と言えば、先輩との付き合いによる徹夜マージャンにも頻繁に参加していました。

(点数計算もまともにできませんが、一度だけ国士無双をあがりました。)

 

以上、電力会社の年収①についてご紹介しました。

電力会社の年収②にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。