電力会社を辞めた理由⑬

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由⑬についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由⑫の続編です。)

電力会社を辞めたい、辞めて転職を考えているけど行動できない。

または電力会社に就職したいと考えている人が後悔しないように。

このしそ日記が届けば幸いです。

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3Kと称されるように、配電工事の現場は常にきつい・汚い・危険からは避けては通れません。

今回は、この内の【汚い】をピックアップします。



不衛生な研修

電力会社の配電部門では、入社3年目に配電工事技能教育と呼ばれる、外線工事に関する研修を受けます。

(鬱病との付き合い方①を参照。)

この研修は、配電用変電所の敷地の一角に、現場を模擬した電柱が建柱されており、そこで各種工事の実習をします。

当然、屋外ですので雨風を凌ぐ場所もありません。

(春季~夏季の研修は陽射し地獄、秋季~冬季の研修は雪害地獄。)

運動会で使うような仮設のテントを、現場に到着次第、毎日立てます。

目的は、当番制でわざわざ早出(サービス残業)してまで作っておいたお茶の置き場と、指導員の休憩場所です。

(経年劣化で立て付けが悪く、何度も手を挟みそうになりました。)

作業用の皮手袋や絶縁用保護具を装着し、汗にまみれた手。

工具のメンテナンスを行えば、機械油。

銅線や鋼線と言った各種金属を触るため、金属臭。

作業の後は、各種汚れによる臭いが鼻に付きます。



人間としての尊厳

何よりも理解できないのは、用を足す際に、立ち小便を強要されます。

(いくら電力会社の敷地内であるとは言え、敷地の少し先には普通に民家があります。)

東証一部上場企業の社員に、あるまじき行動と言えます。

(ちなみに、とあるおじさん社員は、民家の敷地内で立ち小便をしていたことがありました。絶望。)

ちなみに、配電用変電所の建屋内に水洗トイレがありますが、誰も使用しません。

(無人のため、誰も清掃しません。)

建屋に入るためには、上位系統である工務部門(電力流通部門)へ連絡し、厄介な錠前を開錠する必要があるからです。

(事前連絡なしに無断で開けると、大騒ぎになる。大の時のみやむを得ず使用するが、基本的には事務所に戻るまで我慢。)

よって、研修中は基本的に手を洗えず、食中毒・インフルエンザ・ノロウイルスと言った、各種感染症のリスクに侵されます。

ちなみに、昼食の選択肢は本家かまどや、のり弁当税込300円のみ。

文字通り、同じ釜の飯を食う。

平日5日間とも毎日変わりがなく、確実に飽きます。

栄養バランスもくそもなく、放っておくと栄養失調になります。

(今でも無性に食べたくなることがありますが、食すと同時に数々の思い出がフラッシュバックします。)

その理由としては、価格が安いこともありますが、何よりもお釣りが出にくいからです。

研修生が毎日、近隣の本家かまどやに連絡し、到着次第に代引します。

その際の手間を最小限にするため、常に100円玉を持ち歩く必要があり、非常に不都合でした。

(近隣での両替は、不可能。)

ちなみに、指導員よりも、高い弁当は頼みづらい雰囲気です。

(お前ら、仕事もできんのに俺より良い弁当を食うのか?的な。)

前述の通り、劣悪な環境で作業をして、用も足して、それでも食事の前に手洗いすら認められない職場。

このような実態を考えると、受刑者の方が遥かに衛生的な環境にあると言えます。

最近では、女性の配電系社員が毎年のように配属されていますが、このトイレ問題をどのように解決しているのか。

退職した今では、知る由もありません。

(恐らく、無駄に上位系統・指導員・同期に気を使いながら、錠前を開錠していることでしょう。)

 

以上、電力会社を辞めた理由⑬についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由⑭にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。