電力会社を辞めた理由⑭

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由⑭についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由⑬の続編です。)

電力会社を辞めたい、辞めて転職を考えているけど行動できない。

または電力会社に就職したいと考えている人が後悔しないように。

このしそ日記が届けば幸いです。

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3Kと称するように、配電工事の現場は常にきつい・汚い・危険が避けられません。

今回も、この内の【汚い】をピックアップします。



更新されない布団

電力会社を辞めた理由⑦でも多少紹介しましたが、配電部門には宿直や日直と呼ばれる当直業務があります。

事業所の一角に、当直部屋(通称:タタミ)と呼ばれる、夜間に現業員を押し込むための掃き溜めがあります。

タタミでは、主に4人の電力社員(A直・B直)が仮眠を取ります。

指令直は、夜間も電話が鳴りやまず、寝る暇もなく、別室の現業員室(通称:タマリ)で寝ることが多いです。

枕の準備や布団・シーツを敷く役目は、B直と呼ばれる若年社員です。

(業者委託など、当然ながらありません。)

21時頃になると、4人分をタタミに敷き、1人分をタマリに持って行く。

まともにやると30分は掛かりますが、熟練のB直になると15分程度で完了します。

(運良く同年代のB直がいれば、協力を依頼し10分程度。)

更に、指令直の中には、空気を読まずにタタミで寝る戯け者がいます。

(KYで有名な、直属の元上司。)

電話が鳴る度に皆の目が覚め、いざ眠りに付いても大音量のいびきで妨害。

極めつけには、

【ビィ~~~~~ッ!!!!!】

と言う、配電線事故の合図。

(電力会社を辞めた理由⑥を参照。)

今思い出しても、身震いをします。

ちなみに、当直業務の際に、風呂に入れることは稀です。

少しでも天候が荒れると、深夜まで現場に出ずっぱりとなることが、多々あるからです。

また、常に現場への出動態勢を取っているため、二人ペアのどちらかが欠けると、現場へ出動できません。

よって、A直の先輩の入浴が優先されますが、やはり運悪く自分の入浴タイミングに呼び出しがされることがあります。

その際には、濡れたまま現場に出動するか、A直の先輩同士で現場に出たりします。

(恩着せがましい先輩にあたると、もう最悪。)

風呂場は遠く、暗く、無駄に広く、寒い。

(5~6人が一度に入れる浴槽があるものの、お湯張りをしている現場を一度も見たことがありません。)

温度調整もいい加減で極端に熱く、勢いの弱いシャワーしか使えません。

(あの帝愛グループですら支給されるシャンプーも、据え置きなし。持参。)

真冬でも凍えながら、必要最低限に手短に入浴を済ませます。

(風邪を引くリスクを考えると、入らない方がマシ。)

翌朝7時頃になると、各人が起き終えてから、B直は枕・布団・シーツの片付け。

枕・布団は押し入れに押し込まれますが、365日連続稼働のため、湿気が逃げる余裕などありません。

(幸いにして、シーツは毎日変えることが可能です。)

ただし、前述の通り真夏に汗だくとなっても、風呂に入らないまま寝ざるを得ないことが多いです。

そんな臭くて汚い布団では、安眠などできるはずもありません。

鉄道や高速バスの運転手の方が、まともな仮眠室(しかも個室)を与えられ、人間的な扱いをされていると言えるでしょう。



更新されない作業服

毎日のように現場に出動すると、作業服は段々と薄汚れていきます。

伐採に出れば、よく分からない樹液が付着。

電柱に昇れば、雨水や土によって汚損。

そのままでは、お客さま応対をすることが憚られるレベルまで、極端に汚れます。

そんな状態であっても、真冬の現場向けにFR車を頼むような馬鹿総務(笑)

(電力会社を辞めた理由⑤を参照。)

彼らが精力的に取り組む、形式的な経費削減も相まって、基本的に耐用年数が来るまでは、更新できません。

これは作業着に限らず、冬場に羽織るビーコートと呼ばれるジャケットや、雨合羽もそうです。

(足場ボルトに引っ掛かるとすぐに破けるだけでなく、雨水がすぐに染みて、全く使い物にならない安物。)

会社のマーク入りであるため、盗難や紛失防止のため、自費でクリーニング店に出すことも注意されます。

(ならば尚更、会社で集約して洗濯すべきと思う。)

皆さんが薄汚れた電力社員を見掛けても、捨て犬を見るような残念な目で、何も言わずそっとしておいてやってください。

 

以上、電力会社を辞めた理由⑭についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由⑮にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。