電力会社を辞めた理由⑮

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由⑮についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由⑭の続編です。)

電力会社を辞めたい、辞めて転職を考えているけど行動できない。

または電力会社に就職したいと考えている人が後悔しないように。

このしそ日記が届けば幸いです。

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夕食は中華

電力会社の配電部門では、既に何度も繰り返しお伝えしている通り、過酷な当直業務があります。

その過酷な当直業務の中で、唯一の娯楽とも言える夕食。

電力会社を辞めた理由⑭でも多少紹介した通り、シャワーすらまともに浴びられないような劣悪な環境においては、当然の楽しみです。

しかしながら、そのバリエーションの少なさと言うと、やはりこれまた地獄。

そのいずれもが、中華のみ。

最初の事業所は、近隣の中華料理店3店舗から、日替わりで選択。

次の事業所は、不味い定食屋を避けると、十中八九が中華料理店。

(私が経験した二つの事業所に限る話となり、恐縮です。)

当然、出前の注文をするのは、B直と呼ばれる若年社員。

よって、配電系の若年社員は皆、特徴的な電話の受け答えをする、出前のお兄さんの物真似が得意でした。

(誰しもが通る道。他にも、個性の強い副課長の物真似が必修科目。)

繁忙期を除けば20~30分程度で到着します。

今どき珍しい、出前機による原付便です。

使い古され、手垢や食用油で小汚い出前機からは、出来立ての肉天定食、麻婆定食、炒飯あたりが出てきます。

(麺類を頼むのは挑戦者の証。大概は頼むと同時に現場へ出動し、伸びます。)

19時から20時の間に到着することが多く、おじさんが食べても満足するそのボリューム。

上記の通り不衛生であることも併せ、翌日はストレスとともに消化不良を起こし、腹痛となることが多いです。

(前述の個性の強い副課長が、古い食用油を使い回していると中華料理店に因縁を付け、ぶち切れされたことがあります。)

価格は、税込800円程度が相場ですが、餃子や一品料理を追加すると余裕で税込1,000円を超えます。

(宿直の手当てが、1回あたり税込7,000円台であることを考えると、割に合わない出費。)

時たま、残ったスープや持ち込んだカップラーメンの残さいを洗面台に流し、詰まらせて逆流させる馬鹿がいます。

(禁止の表示が目に入らないのか、あるいは読めない猿。)

当然ながら、翌日の朝食の買い出しについても、B直が近隣のコンビニまでパシらされます。

(稀に、おにぎりやサンドイッチの具に対し、センスがないと文句を言う輩がいる。)

個人的には、1秒でも現業員室(通称:タマリ)に拘束されたくないことから、現場出動の帰りにラーメン屋に寄る方が好きでした。

それでも、原子力や火力と言った他部門と比べると、夜食を作る文化がないだけ遥かにマシと考えます。

発電所の勤務は、通常二交代や三交代であるため、夜間に食堂が開いていません。

よって、夜食を作るのは、やはり若年社員の宿命。

レパートリー不足や、料理そのものが不得意であると、それだけで日頃からディスられる要因となります。

(料理スキル皆無のため、本当に選ばなくて良かった。)



当直のヌシ

配電の現場には、ヌシと呼ばれる40代後半から50代前半の社員が、たくさんいます。

電験三種が取れず、現場保守の仕事しかしたことがない厄介者。

電験三種を持っていても、性格がひん曲がった偏屈者。

このような人が、役職者と呼ばれる副課長に昇格できず、万年平社員となります。

(中には人格者もいますが、大概はまともにコミュニケーションも取れないようなおじさんばかりです。)

その中でも、特に濃い当直のヌシ。

B直はおろかA直ですら、同じ当直に入ることを拒みます。

(一旦配電線事故が発生すると、現場ではヌシの指揮下に置かれます。)

そんな時にぴったりなのが、私のような比較的大人しいB直。

本来、当直の組み合わせは、ソフトを使ってランダムに選択されています。

ところが、謀ったかのように、毎度のこと当直のヌシにぶち当たる私。

(月に2回程度の当直がありますが、放っておくと毎月どちらかはペア。)

初めの頃は、気にも留めていませんでしたが、その内に明らかに操作されていることに気が付きます。

このままでは、自分の身が持たないと気が付いた私。

作為的に楽なA直とペアになるよう、その都度、後輩のB直を生贄に捧げました。

(大概は、入社年次が下の同年代。この時ばかりは、先輩としての特権を発揮。ごめん。)

鬱病との付き合い方①でも多少紹介した通り、双極性障害I型(躁鬱病)の罹患歴のある私。

その発症原因としては、電力会社から受けた仕打ちであることには、間違いがありません。

しかしながら、真実が如何であっても、もう自分自身の出世は確実に望めない。

そんな時に覆いかぶさる、前述のヌシ達が将来の私のビジョン。

(とある先輩の言葉を借りると、ヌシが集まる某担当は【掃き溜め同然】であると。)

現場の副課長ですら酷使される環境にある中で、うだつが上がらない平社員で終える人生ほど寂しいものは、ない。

そう考えると何の未練もなく、早々に転職を決意できました。

(入社以前は、平社員でも年収800万円!と鼻息が荒かったことを覚えていますが、そんな自分を助走を付けてぶん殴ってやりたいです。)

現職のメーカーでの目標は、課長の一歩手前である、係長兼第二種電気主任技術者。

休日や夜間に、切替操作や停電事故のために緊急呼出されたとしても、割増手当や時間外手当がきちんと付く。

(代休の取得も、容易。)

代務者として、私のような電気主任技術者見習いが入って来れば、OJTも含めて現場の実務は全てお任せ。

こんな楽な仕事は、全国どこを探しても、他にありません。

メーカーの工場や研究所は、ライフ・スタイル・バランスを考えた際に、最高の環境と言えるでしょう。

 

以上、電力会社を辞めた理由⑮についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由⑯にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。