保護具・安全用品の選び方

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どうも、しそです。

今回は、保護具・安全用品の選び方についてご紹介します。

(計測器の選び方②の続編です。)



検電器

低圧用検電器、高圧用検電器、高・低圧用検電器の3種類がある。

メーカーは、全て長谷川電機工業を推奨。

平素は、上着の胸ポケットに入る、ペン型の低圧用検電器を持ち歩く。

AC専用、50V~600VまではHTE-610-Y。

by カエレバ

 

まさかの3色展開で、型番の末尾Yはイエロー、Mはマリンブルー、Iはアイボリー。

(現場では、イエローしか見たことがない。)

非接触で絶縁被覆の上から、検電が可能。

DC12V~600Vも測定する場合は、HT-680DB。

by カエレバ

 

非接触で、絶縁被覆の上から検電が不可能。

また、低圧ゴム手袋をしていると、感度も悪くなる。

(片方の指を接地体に触れていないと、反応しない。)

正直なところ、使い勝手は微妙。

しかしながら、制御盤等の計装作業の際に、DCの無電圧を確認する必要があるため、他に選択肢なし。

(やはり、前述のHTE-610-Yの方が好み。)

なお、兄弟機である型番の末尾DSBは、先端が金属製となっており、不意に短絡するためおすすめしない。

高圧の作業がある場合は、高・低圧用検電器を使用する。

(高圧線用は、使い勝手が悪い。)

AC80V~7kV専用であれば、HSS-6B。

by カエレバ

 

低圧検電の際は、握り部を素手で持つことになるため、危険。

可能であれば、前述のHTE-610-Yか、HT-680DBを使用すべき。

その他、AC100V~7kV、DC50V~7kVを併用して検電する場合は、HSN-6A。

by カエレバ

 

DC検電の際は、接地線を付けて使用することになるため、使い勝手はイマイチ。

ただし、変圧器二次側や低圧配電盤の母線を検電する際は、ペン型の検電器よりもリーチが長いため、安全面では有利。

カタログを参考に、好みで選ぶと良い。

(HSS-6Bは、経年劣化で頭が取れる。HSN-6Aは、今のところ丈夫な印象。)



低圧用絶縁ゴム手袋

あらゆる電気の作業をする際に、装着必須。

S・M・Lの、3サイズ展開。

AC300V以下のものが、作業性が良い。

by カエレバ

 

高圧用電気絶縁ゴム手袋

AC400V、高圧6.6kVの電路を触る場合は、高圧用電気絶縁ゴム手袋を推奨。

(手袋ばかり何双も持ち運ぶと、嵩張って不便。)

小・中・大・特大の、4サイズ展開。

by カエレバ

 

保護手袋

高圧用絶縁ゴム手袋を保護するため、保護手袋の着用を推奨。

マジックテープ付、甲部メッシュ付(大)、甲部メッシュ付(小)の3サイズ展開。

マジックテープ付は重量が軽くて汎用性に富むものの、個人的にはジャストフィットする甲部メッシュ付が好み。

by カエレバ

 

by カエレバ

 

ヘルメット

当然ながら、作業に際しヘルメット(絶縁絶縁帽)の装着も義務。

なお、ヘルメットと高圧用絶縁ゴム手袋は、労働安全衛生規則第351条によって、6ヶ月に1度の耐電圧試験が義務付けられている。

(電力会社ではきちんと守られているが、自営の電気管理技術者や工場の電気主任技術者は、何もしていないことが多い。)

ミドリ安全のSC11B RA KP付またはSC15PCLNS RA2 KP付がおすすめ。

by カエレバ

 

 

by カエレバ

 

価格だけで見るならば、前者の使い捨てを推奨。

定期的に耐電圧試験に出す場合は、後者を推奨。

(電気保安協会等に外注する際の相場は、1点あたり税別3,000円程度。)

安全面を考えると、やはりフェイスシールド付が理想。

ちなみに電力社員は、誰一人として決められたルールを守っていない。

ヘルメットなし、面なし、素手での作業が当たり前。

外線工事・引込線工事の際は、安全に対してあれだけ口酸っぱく言うのに対し、計器工事となった途端にこれ。

バカばっか

短絡接地器具

アースフック、接地短絡器具とも呼ぶ。

主にH型とC型の2種類があるが、クリップ式の前者が使いやすい。

検電器と同じく、長谷川電機工業を推奨。

PAS、UAS(UGS)、LBS、VCBだけを開放し、接地を取付せずに電工へ作業させる、ボンクラ主任技術者が割といる。

by カエレバ

 

放電用接地棒

篠原電機のHSB-50がおすすめ。

by カエレバ

 

ジスコン・フック棒(断路器操作用フック棒)さながら、操作性が非常に良い。

前述の短絡接地器具でも代用は可能だが、非常に重たい上に、キュービクル内で振り回すことになって危険。

なお、この放電用接地棒でPC、DS、LBSの開閉操作を行ってはならないので、注意が必要。

(万が一充電していた場合、対地に向けた導火線となる。)

 

以上、計測器・保護具の選び方についてご紹介しました。

工具の選び方について、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。