電力会社を辞めた理由㊻

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由㊻についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由㊺の続編です。)



個性豊かな面々

電力会社には、多種多様な人種がいます。

電力社員の攻略法①でも多少紹介した通り、学歴別に高卒が7割、高専卒が1割、大卒が2割と言われています。

学歴別に、その一部である社員の様相について、ご紹介致します。



ニャースさん

ニャースさんは、工程担当で2年間働いた後、裏スジさんとの入れ替わりでやって来た、高専卒の先輩。

(語源は、No.052:ニャース。彼が大好きだった猫から来ていると思われるが、そう言われると見た目も似ている。)

元々が設計畑で、強いもの相手には、非常に温和な性格のおじさん。

ただし、理不尽が積み重なると、弱いもの相手に突然爆発・発狂する問題児。

困ったことに、普段の仕事ぶりは、てんでダメ。

頭は悪く、言ったことを理解せず、何度も同じ失敗を繰り返す。

本当に、長年に亘り架空線設計担当を経験していたのか疑うレベルの、電気の素人。

当然ながら、電験三種は持ち合わせていない。

また、字が汚く、書類に何が書いてあるのか、一切理解不能。

(私も褒められた方ではないが、少なくとも他者に出す書類は、読める程度には出す。)

ちなみに、工量をチェックされる月初を目掛け、月末に工量だけをふかしてすぐに戻す担当者とはニャースさんのこと。

(電力会社を辞めた理由㉒を参照のこと。やり方が、狡い。)

そして、タスク管理が絶望的で、あらゆる処理能力が致命的に遅い。

工程担当の肝は、数ある大至急の外線工事の中から、特に工法・納期が危険なものを選定し、トラブルになる可能性が非常に高い案件から順に処理して行くこと。

(具体例は、周囲の高圧停電が必要かつ高圧線の延長が必要な現場。社内外調整役としての力量が、試される瞬間。)

この見極めと判断を見誤ると、途端に現場は回らなくなり、矢継ぎ早に飛んでくる次の仕事が一気に自分の首を絞める。

更に恐ろしいことに、ニャースさんの足元には、危険な書類がぎっしり詰まったカバン(通称:パンドラボックス)がある。

その中には、前事業所で職務放棄したまま持ってきた外線工事設計書や、現事業所で未処理の電気使用申込書が大量に封印されている。

(大概は、客先で苦情となって発覚する。もちろん、今もなお存在しているはず。)

その尻拭いは、責任者である副課長ではなく、何故か若年者の私。

ニャースさんが先に帰るたびに、自ら進んでその封印を解き、そのあまりの内容の濃さに打ちひしがれる私。

(何度言っても反省しない、本人へのお咎めはなし。)

異常な業務分担で、どんなに私が疲弊しようとも、良いとこ19:00には先立つニャースさん。

(明日は明日の風が吹くため、当日処理が鉄則。定時帰宅主義の私ですら、明らかに仕事を残したままの帰宅はできない。)

片や私はと言うと、毎日21:00~22:00まで一瞬たりとも気が抜けない環境。

(実際に、処理した電気申込件数の管理シートをソートしてみたところ、私:ニャースさん:副課長の業務分担は、7:2:1。)

90時間40分相当の残業をたった一人で熟し、これだけ身を粉にしてやっても、年収は僅か4,735,686円。

(電力会社の年収③を参照のこと。)

あまりにも仕事が回らないことから、宿直中もサービス残業で業務処理を進めざるを得ない、過酷な環境。

(電力会社を辞めた理由②でも多少紹介した通り、後に宿直制度が変更され、正式に21:00までは時間外扱いとなった。ギルティ。)

文字通り二人分働いたが、半人前未満のニャースさんの年収は750万円。

(全く使い物にならず、前代未聞の一年任期で異動していった彼。)

茶を啜り・新聞を読む、マスコットキャラクター的存在である杉下 右京似の副課長は、年収1,000万円。

せめて業績評価ぐらいは正当に付けて欲しいと思うが、肝心の実績は叶わずGグレード。

(F・G・H・Iの4段階制。優良:F、可:G、H:病み上がり、I:病欠。)

強すぎる年功序列によって、完全にやる気をなくしたのは言うまでもない。

(お蔭さまで、どこへ行ってもやって行ける体力・精神力が身に付いた。あの頃と比べれば、何もかもが天国。)

ここまで散々に書いたが、案外と仲は悪くなかった。

(一年もの間、ただの一度も喧嘩することはなかった。我ながら、大人な対応。)

また、聞くところによると、ニャースさんの自宅は優に百匹を超えると言う、猫屋敷。

災難なことに、以前に火災に遭遇したことがあるそうで、今の自宅は二軒目。

その話を聞いた頃、丁度自宅の建設計画があった私。

自己防衛として、火災保険に対する学習が必要と感じ、今となっては記事にまとめる程度には理解した次第。

(火災保険の選び方①を参照のこと。)

聞くところによると、猫が電線を引っ掻き漏電したことによる、電気火災。

(真偽は不明。だが、本人の机の散らかりっぷりを見ると、自宅も相当凄惨な様子であることは伺える。)

同情はするが、明らかに身から出た錆。

自分の身は自分で守るのが、社会人の鉄則。

人間万事塞翁が馬。

現実から目を背けるな、中年。

 

以上、電力会社を辞めた理由㊻についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由㊼にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。