電力会社を辞めた理由㊿

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由㊿についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由㊾の続編です。)



個性豊かな面々

電力会社には、多種多様な人種がいます。

電力社員の攻略法①でも多少紹介した通り、学歴別に高卒が7割、高専卒が1割、大卒が2割と言われています。

学歴別に、その一部である社員の様相について、ご紹介致します。



右京クン①

右京クンは、私が配電工事技能教育(通称:A研修)を受講していた頃を除き、偶然にも同じフロアで仕事をする機会が多かった大卒の先輩。

(語源は、テレビ朝日系刑事ドラマ『相棒』の登場人物。役になりきった杉下 右京に似ているが、素の水谷 豊には似ていない。)

テレビドラマでは紅茶通だが、現実の彼はコーヒー通。

一杯一杯を確実にドリップすることで、周囲には沸かしたての心地良いコーヒー臭が立ち込める。

アンテナが非常に高く、普段からの情報収集はお手の物。

出勤後の全国紙・地方紙・専門紙(電気新聞)のチェックは、毎日欠かさない。

部下への干渉は少なく、自ら考え行動する力を養うための、裁量を持たせてくれている。

もちろん、全て皮肉。

ザ・電力社員と言った感じで、非常に官僚的。

【副課長とは、トラブル対応以外の仕事はしないものである。】

そんな彼の若かりし頃の経験を、四半世紀以上経った今生においても再現。

(今どきは副課長であっても、プレイングマネージャー。)

普段はヘラヘラしているが、琴線に触れると突如キレだすおじさん。

(自分が先に帰る際は、もっと周りに気を配って挨拶をしろ。紙・システムの申請だけで済まさず、各種休暇の取得予定をスケジュールシステムに入れろ等。)

また、4年半もの長きに亘って、直属の上司。

(私が新入社員の頃は、技術サービス担当の副課長。傍から見ていても、良くない職場の雰囲気。)

電力会社を辞めた理由㊻でも多少紹介した通り、仕事の割り振りは7:2:1。

(指示はなく、自然とそうなる業務分担。)

ニャースさんが居なくなり、代わりの先輩がやって来ると、5:5:0。

何故か、大型マンションの構内専用柱・借室電気室設計の仕事だけは、拘って抱える。

(本人の趣味なのだろうか、よく分からない。非常に調整が面倒な仕事の一つであり、個人的には助かる。)

特筆事項としては、配電系電力社員にあるまじき、お客さま対応レベルの低さ。

現場に出れば、住宅の計器周辺をうろちょろする不審者として、カスタマーサービス(コールセンター)へ通報。

(電力社員の攻略法②を参照のこと。誰しもが何よりも恐れる、電凸。)

高飛車・生意気な言い回しで、電話口でも激昂されることがしばしば。

(たどたどしくとも、受け答えが素直な若年層の方が100倍マシ。)

役職者としての管理能力も、不十分。

「それは俺の仕事じゃない。そんなことは言っていない。」が、口癖。

その癖、時間外・有給休暇・各種設計書への押印は渋る始末。

(年間の休日は、暦通りの電力会社。連休間の飛び出勤日は、率先して休暇を取得。普段から根が詰まる担当者を気遣い、休ませる素振りは毛頭ない。)

文章の書き方だけは細かく指示され、読点(、)をカンマ(,)で書くよう指示。

(典型的な、電力業界の文化。調べたところ、弁護士業界も同様の様子。)

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職場では年長者であるのに、影では右京クンと揶揄・嘲笑されているのには、理由がある。

彼が若かりし頃、地元中学の同級生だった、事務系のとある元電力社員。

経営効率化を名目に、30代以上の人員を減らそうとしていた、一時期の電力会社。

早期退職による割増金が盛んに配られていた頃、旦那の稼ぎに余裕のある女性電力社員は、ここぞとばかりに結婚・出産を機に退職。

子が育ち暇を持て余した今では、契約社員として再雇用。

(このパターンが、非常に多い。従業員側としては、仕事のやり方・現場の面々は当時と変わらず。元正社員として風を切って歩き、責任のないストレスフリーの職場。会社側としても、教育が不要かつ安上がりでWin-Win。)

よって、同級生の彼女が彼を呼ぶ時の愛称は、昔と変わらず右京クン。

(こんな美味しいネタを、現場の誰もが放っておくはずがなく。)

更には、平素より独特な言い回しが多い。

特に「右京ですぅ(ですけどぉ)。あのぉ。ですからぁ。」が印象的。

前述の右京クン呼称と組み合わせ、物真似をする若手電力社員が多数。

(電力会社を辞めた理由⑮を参照のこと。多芸な配電部門らしい文化。)

少々長くなったので、一旦この辺で。

次回に、続きます。

 

以上、電力会社を辞めた理由㊿についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由(51)にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。