電力会社を辞めた理由(57)

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由(57)についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由(56)の続編です。)



呼ばれたくない結婚式

地方の電力会社では、実に田舎染みた古臭い慣習が、未だに抜けることはありません。

早い話が、冠婚葬祭の類。

電力会社を辞めた理由⑫でも多少紹介した通り、ただ同じ課員と言うだけで、有無を言わさず一口3,000円の徴収。

たとえ他所の課であっても、仕事上の縁があれば、十中八九出資の要請。

(本人からでなく、側近の担当者から間接的にメールが届く習わし。)

特に親しくなくとも、その後も円滑にコミュニケーションを取るためには、必要な出費。

同じ担当や同期入社等、個人的に仲が良い場合には、結婚式・披露宴または二次会への参加案内。

ご祝儀の相場は、前者が30,000円で、後者が5,000円~7,000円。

地方の式場は総じて駅から遠く、飲酒運転を避けるためのタクシー代は自腹。

また、ビンゴ大会の景品を張り切り、際限なく釣り上がる参加費。

(偶然にも、折りたたみ自転車やディズニーペアチケットが当たり、その都度に元を取る私。少なくとも、スタバカード以上は回収。)

地方によってそのドレスコードは異なり、一寸油断すると途端に浮いてしまう、危険な現場。

あるべき姿としては、結婚式・披露宴で白ネクタイは着けず。

(配電系の電力社員はその意味を理解せず、白ネクタイ。)

二次会でスーツは着ず、ジャケット+パンツスタイル。

(同様に、Tシャツ+ジーンズ+スニーカー。)

たかだか同期入社と言うだけで、わざわざ県を跨いでまで、遠方から全員集合。

(特に配電の絆は強く、来なければ逆に村八分。本音では、同出身地・同学歴以外を全く信用していない。)

世の常識は、配電の非常識。

(価値観は凝り固まり、30歳を過ぎてもなお独身であれば、まず間違いなく稀有の目で見られる。)

通俗にとらわれず、自分たちの間だけで完結した俺ルール。

(陰湿・複雑な人間関係。仕事のやり方だけでなく、人付き合いまで必要以上に癒着。)

そんな不良債権の唯一の回収ポイントは、言わずもがな自身の結婚式。

参加者が増えるほどに、盛大となる披露宴。

(嫁さん側の参加者も多数で、80人規模の披露宴。二次会は、何と100人超え。)

何よりも納得できないのが、呼びたくない・呼ぶ必要もない上司(課長・副課長)の招待。

(家族婚や県外・海外での挙式を除き、呼ばねばマイナス査定。)

終始気を遣って持て成すが、互いに不平不満の嵐。

その理由としては、課員が増えるほどに、限りある休日と小遣い30,000円を削られる上司。

(電力社員と言えども、今どき亭主関白はそう居ない。)

片や新郎・新婦はと言うと、ご祝儀30,000円以上の返礼品とタクシーチケットを贈呈。

(明らかな、贈賄。禁止されているはずの年賀状も、ここで復活。年始の挨拶や、お中元・お歳暮の文化がなくなっただけマシ。)

これだけ忠誠を誓い、媚びへつらうポチを演じきっても、評価は可:G。

(電力会社を辞めた理由㊻を参照のこと。どう足掻いても、減点主義。)

クソが!!

唯一の防衛策は、早々に結婚・転職を決めることで、最小限となる家計への被害。

搾取される側から、搾取する側へ。

これぞ、錬金術。

地獄なら とうに見た!




行きたくない通夜

冠婚葬祭は、若手電力社員に限った話ではありません。

特に、結婚式以上にシビアな対応が求められるのが、上司親族の通夜。

(直属の上司であれば、手出し3,000円と言う訳にもいかず、一口5,000円以上が相場。お返しの定番は、ビール券。いらねぇ。)

電力会社の課長・副課長は、大体が50歳前後。

ともすると、その父や母は概ね80歳前後。

運が悪いと、同年度に二方とも亡くなることもあった。

(嫁さんが先に亡くなると、次いで旦那が逝くパターンが多い。)

自身の経験上、7年10ヶ月の会社人生の内に、少なくとも4人は見送った記憶。

(上司との付き合いはあっても、故人との縁は当然なし。一同「早く終わんねーかな。」)

思い起こすと、わざわざ車で片道1時間半も掛け、休日の夜分にセレモニーホールへと向かった社畜の鏡。

(宗派どころか、そもそも宗教が異なることも多々あり。自らの出世のためには、信条すらも無視。)

また、当然ながら用事または遠方のため、通夜に出席できないことも想定される。

それでも電力社員は、何としても遺族・故人への気持ち(笑)を伝えるため、わざわざ現地の勤務者に香典を立て替えて貰うことが多々ある。

(その役目を司る側は、良い迷惑。逓送便と呼ばれる社内便にて、後日金銭の授受。会社の経費が嵩むだけでなく、非現金書留のため違法。)

長いものに巻かれるその姿、公務員よりも実に官僚的。

忠実な駒の配牌のため、冠婚葬祭を利用する電力社員。

一方で、自身の出世のため人の命を弄び、あまつさえダシに使う電力社員。

「ニフラム!ニフラム!」

 

以上、電力会社を辞めた理由(57)についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由(58)にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。