電力会社を辞めた理由(60)

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由(60)についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由(59)の続編です。)




多すぎる飲み会

電力会社では、常軌を逸した飲み会が、一年を通じて盛大に開かれます。

(電力会社を辞めた理由①を参照のこと。時代の変化に追従できず、世間一般から取り残されている化石企業。)

4月は、桜の開花に合わせた花見

近頃は公衆の目もあり、桜の名所での開催は自粛。

よって名ばかりで、花はまず見ない。

その昔は、花見で使う電源を電柱上にて接続し、DV電線を地上にてころがし配線。

(電力社員に有るまじき、電気泥棒。早い時間帯から、若手社員が場所取りをする必要がなくなっただけ、小さくとも大きな一歩。)

6月~7月の定期異動に伴う、歓送迎会

(歓迎者・送迎者から参加費は徴収せず、入社年次に関係なく周りが補填。電力会社を辞めた理由㊹でも多少紹介した通り、歓待される側は、ここぞとばかりに酔い潰される。)

8月は、暑気払い(納涼祭)。

(日中、現場で全ての体力を使い切った後の安酒。会場に漂う汗臭さもあって、いつも以上に酔いの回りは早い。)

10月~11月に開催される、配電工事安全技能大会を労う、激励会(祝勝会)。

(同時期に合格発表がある電験慰労会も兼ねるが、後から取って付けたようなもの。配電現業では国家資格よりも、社内だけで有効な技術・技能の方が、出世に優位。)

12月には、配電部門の特徴的なイベントである、山祭り。

(主に林業・製材業・工務店等の山に関する業種が、山の神に感謝し休暇とする日。それ以降は山に入らないと誓うが、冬季の雪害によって倒木が発生し、配電線事故が多発。冬こそ本番の、電力会社。罰当たりだから、いい加減やめたら?)

1月には、新年会。

(12月に忘年会を行った際は、催されないこともある。飲み好きの部署によっては、両方実施されることも。強制すんなよ、好きな者同士で勝手にしろ。)

3月~4月には、引越ピーク頑張ろう会(お疲れさま会)。

(電力会社を辞めた理由(53)を参照のこと。応需業務は個人の技量に依存し、必要以上の給料を貰っているおじさん社員よりも、女性契約社員の方がよく働く現実。)

文字通り、酔狂。

どこの事業所に配属されても、この頻度は常識。

(その他、事業所・部課独自の懇親会が、数え切れないほどあり。)

“────ついて来れるか”




止まないアルハラ①

電力会社は、ただただ飲み会の回数が多いだけではありません。

アルコールハラスメント(アルハラ)が未だに蔓延しており、東証一部上場企業としての品格は皆無です。

目上の上司・先輩へのお酌回りは、至極当前のこと。

開始直後は、付近のテーブル・座席との対話が中心で、開始後30分には徐々に席を立ち始める若手電力社員。

(基本的には、役職の偉い人から順。特に出世欲の強い番頭が、常に若手の行動を監視。)

空いている役職者をさまよい求め、グラスを片手に東奔西走。

(時にはライバルの獲物に割り込み、キャッチーな話題で手柄を横取り。)

ビール:7・泡:3の黄金比による注ぎ方や、瓶のラベルを上向きにするのは、電力会社で上手くやっていくためには必須のスキル。

(最初は一気に、後はチョロチョロ。急いて泡だらけのビールにすると、株が下がる。)

困ったことに、注いで差し上げるだけでは決して満足しない、相手方。

一人一人対応するごとに、持ってきた自分のグラスを空にするよう要求される。

(おじさんは、酒が飲みたいのではなく、飲ませたい。そして、己の武勇伝を聞かせたい。「俺の酒が飲めないのか!」は、もはや聞き飽きたセリフ。)

訳の分からない御説教にも、本業以上に真剣な眼差しを向け、常に忠実な後輩である風を装いアピール。

(自分の興味がない話題であっても、必死に耳を傾けているよう演技し、年寄りに寄り添う若年者。)

この難問の解法としては、思う存分自由に喋らせるのが正解。

だが、余りにも適当な相槌を打つと、いざ質問された時に適当な受け答えができず、かえって信用を失う。

一通り回り切った後に自席に戻るも、ほぼ必ず誰かに荒らされている、自分の料理。

(言わずもがな、自分の箸を勝手に使われ舐り箸レロレロレロレロレロレロレロレロ)

空きっ腹で飲むと酔いの回りが早いため、人の箸で他者の料理を奪う覚悟がないと、お酌回りは務まらない。

(ビール以外を嗜む役職者だと、その辺に置いてある、誰が使ったか分からないお猪口やワイングラスを使い回し。とにかく不衛生。)

相手が高卒入社の未成年であっても、形振り構わず飲ませ続ける現場。

(電力会社を辞めた理由㊹電力会社を辞めた理由(56)を参照のこと。俺たちもそうやって乗り越えて来たと言う、誤った常識&被害者意識。)

“血潮は酒で、心は硝子。”

若手電力社員の葛藤は、続く。

 

以上、電力会社を辞めた理由(60)についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由(61)にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。