電力会社を辞めた理由(66)

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由(66)についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由(65)の続編です。)




片手運転の強要

電力会社の配電部門において、現場までの移動手段は常に社有車です。

その作業の特性上、一人で現場に出ることはまずなく、入社3年目程度までは先輩と二人ペアで向かうことが多いです。

(電力会社を辞めた理由⑦電力会社を辞めた理由㉑を参照のこと。零細事業所に限り、即刻独り立ち。)

電力会社を辞めた理由④でも多少紹介した通り、現場に到着するまでの間は、常に先輩からの監視状態。

適切な車間距離の維持。

交差点での一旦停止や、進入タイミング。

左折時の巻込確認や、追越時の後続車確認。

これらの運転スキルは、自動車運転に不慣れな新入社員にとってはありがたく、ちゃんと聞き入れるべき事実。

(電力会社を辞めた理由(59)を参照のこと。こればかりは、素直に電力会社に感謝。毎日のように、往復100kmを運転し身についた最低限の技能。)

これらは安全に関わることで、つい言葉が厳しくなり、口が酸っぱくなるのもそれ相応に理解できる。

問題は、それ以外の小言・行動。

車両の駐停車位置はもちろんのこと、常に駐車線と平行になるよう過度な要求。

(曲がったことは大嫌いで、ほんの僅かな傾きでさえも許されない。両隣の車両から問題なく乗り降りできれば、それで良いだろうに。)

前述の通り、密室で長時間喫煙され、副流煙によって進行する肺がん。

(禁煙車の表示があるが、完全に無視。呼吸器疾患・心筋梗塞・脳卒中のリスクも高まる。喘息持ちには、ただただ辛い。)

カーナビも使用させて貰えず、記憶と勘を頼りに進行。

(助手席に座っているのに、助手をしない先輩。考え事をしながら運転する方が、かえって危険。画面を注視せずとも、せめて音声案内だけは欲しい。)

また、カーナビの使用を許す先輩であったとしても、その操作に際し危険な裏技を要求されることがある。

当たり前ではあるが、電力会社の車両は停車中にしかカーナビの画面操作ができない。

よって、走行中に停車中であると車両に判断させるため、

「おい、ちょろっとサイド(ブレーキ)を引け!」

こうして、先輩が電柱番号を入力し終えるまでの間、運転者の左手はサイドブレーキにあり、右手だけでハンドルを操作。

(年々、サイドブレーキの利きが悪くなる三菱:ランサーカーゴ電力会社を辞めた理由(63)でも多少紹介した通り、慣れるまではとにかく臭いがキツい。)

これが、安全最優先を語る、電力社員の有様。

基本的に落ち着きがなく、慌てん坊ばかりの配電マン。

(電力会社を辞めた理由㊴を参照のこと。停電切替の作業中は、シートベルトも装着しません。)

常に走り回っていないと、気が済まない。

その姿はさしずめ、陸のマグロ。

乱獲されてしまえ。




密室空間での鼓舞

事業所から、現場へ。

そのまた現場から、現場へ。

電力社員は、一仕事を終える度に、移動し続けます。

当然ながらその間も、お互いに無言と言う訳には行かぬ事情。

基本的にはラジオを掛けているが、あくまでもBGM。

(最新車両はFM・AMを掛けられるが、十中八九の車両はAMのみ。うだつが上がらないリスナーの人生相談に対して、いい加減な回答をする占い師に、全力で突っ込むおじさん。)

よって、若手社員は、常におじさんの琴線に触れる話題を持ち合わせなければならない。

ベタなところでは、麻雀・パチンコ・パチスロ。

(電力会社の年収①を参照のこと。金曜夜の徹マンは、当たり前。)

合コン・彼女・風俗。

(独身者が多いので、配偶者の話はNG。既婚者であっても、肩身の狭い思いをしているためか、自分からは話したがらない。)

自動車・バイク・スポーツ。

(電力社員の攻略法②を参照のこと。閉鎖的な地方では未だに見栄を張り合い、軽自動車に乗っている男は認められません。)

政治・釣り・テレビ。

(特に、お笑い。時事問題にも、注力。新聞は取らずとも、Yahoo!ニュースの都道府県タブは有効利用すべき。)

また、会話の内容には、常にオチが求められます。

(迂闊にも、知ったかぶりで話し始めると、収集がつかない事態になることも多々ある。)

あれよこれよと話のネタを考えている内に、通り過ぎる目的地。

(それはそれで、檄が飛ぶ。どないせーっちゅうねん。)

最終的に何を喋れば良いか分からない状態になり、混乱する新入社員。

思うに、配属されたばかりの若手は仕事内容だけでなく、人間関係にも緊張。

せめてコミュニケーションぐらいは先輩側から歩み寄り、人に合わせた話題を提供すべきである。

(常日頃から、僕はそうしていた。高卒入社と言うこともあり、年上の後輩が大多数。29歳の新入社員って、何?)

電力会社に限らず、社会人にとって大切なことは、物事の急所・要所を掴むこと。

それさえ抑えてしまえば、他の仕事などは片手間の作業で十分で、さほど重要視されない。

(このことが理解できず、誰にも読まれない資料を延々と作っている同僚がいるが、誰からも信頼されず見放されている。)

定時までは、拘束される義務。

それが、令和時代を生きる我々サラリーマンのベーシックインカム

更なるホワイト職場を求め、鋭意就活中。

デューダする

 

以上、電力会社を辞めた理由(66)についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由(67)にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。