電力会社を辞めた理由(69)

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由(69)についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由(68)の続編です。)




出世争いの睨み合い

電力会社の配電部門では、運が良ければ低学歴でも役職者になることが可能です。

高卒・高専卒が、副課長(技術:係長)または副課長(ライン:正副課長)となるのは、概ね42歳~46歳。

(実力も大事だが、それ以上に重要なスポーツの成績・飲み会ヨイショ・パノラマ。設計の”せ”の字も知らない馬鹿垂が、設計担当の長となることもあり惨鼻。)

大卒・院卒でも、概ね40歳~44歳。

(その昔は高卒課長も山ほどいたが、大卒・院卒余りの現在では到底無理で、数多くの高学歴平社員が出始めてきている。)

副課長(技術)以上となれば、現場へ出動するA直からは外れるが、司令直としてそのまま定年を迎える社員が大多数を占める。

(年金支給時期の関係から、60歳~65歳まで働くことを選択する者が多い。自ら食い扶持を探さない限り、今後も延伸傾向。)

また、55歳~60歳をキャリア社員と呼び、60歳~65歳をシニアスタッフと呼ぶ。

(61歳~64歳等、任意の退職時期を選択することも可能。)

基本給は175,000円~200,000円程度と、新入社員並の待遇。

(前者は、通常。後者は、エキスパートコース。その判断基準は不明で、人事労務部のみぞ知る。)

年間賞与は、530,000円程度と、現役時代と比べると大幅に減額。

専任職となるよう発令されれば、月に10,000円の専任職手当が貰えるが、焼け石に水。

年老いてからも若手の尻を拭かされ、割に合わない職責。

55歳~65歳までの宿直参加は任意だが、配電マンとしての自尊心からか、自発的に宿直に入る者が多い。

(宿直に入りたがらないような者は、そもそも現役時代から干され続けているような存在。野暮過ぎて誰とまでは言わないが、過去ログを追って欲しい。)

上記は、一般的な配電系電力社員の生涯。

順当に出世した場合は、学歴に関係なく44歳~52歳で課長代理または課長となった際に、ようやく当直外。

(極めて稀。大卒・院卒の同期全員が副課長になったことを絶望し、電気管理技術者として開業する道を選ぶ者もいる。)

それでも、55歳を迎えると役職定年となり、専任副課長・専任課長等の名ばかり管理職に繰り下げ。

(55歳での子会社出向、60歳での転籍を選ぶ者もいる。60歳・65歳のタイミングで二度退職金が貰えるが、電力会社の下請けとなることで、仕事内容は本体に残るよりも圧倒的に酷。)

若年時は扱き使われ、ジジイになっても決して楽はできない。

傲慢な電力業界の流れに身を任せていると、足を掬われるぞ。

 

以上、電力会社を辞めた理由(69)についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由(70)にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。