電力会社を辞めた理由(73)

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由(73)についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由(72)の続編です。)




笑えぬニコちゃんマーク

電力会社を辞めた理由㊼でも多少紹介した通り、電力会社では需要開発(販売電力量の積上)を目的に、社員によるオール電化機器(200VエアコンエコキュートIH)の推奨活動が盛んに行われていました。

(省エネ全盛の今、対外的には寧静になったものの、虎視眈々と復活の機を狙っている電力会社。今更、もう無理だよ。)

その対象として、現場で接する一般顧客や取引先はもちろんのこと、自身や親族の戸建も当然ながらターゲット。

所得の少ない20代あるいは単身赴任で寮・社宅に入っていれば大目に見られるが、賃貸住宅であっても可能な限りガス物件を選ばないのが鉄則。

(そもそも地方では賃貸に住まう家庭が少なく、30代となっても持ち家でなければ稀有の目で見られる監視社会。)

その実績は、Lotus Notesと呼ばれるオールドタイプのグループウェアで、機器の保有状況を事細かに管理。

(ファイルの検索・共有が容易なGoogle ドライブと違い、データのリビジョン管理が難しく、未使用フォルダの墓場となってサーバーの容量を圧迫することが多い。)

機器の型式・メーカーを登録した従業員名の横にはニコちゃんマークが表示され、いざノーツを開けば上司からは無印の社員が一目で分かる状況。

(課単位で管理され、成績の悪い課長は会社からの評価が下落。本人や部下が人的トラブルさえ起こさなければ、普段の仕事振りなんて何一つ関係ない。)

発電所や変電所に勤務する社員の達成率は低いが、何故か問題視はされず、現場に近い配電部門のノルマは当然ながら厳しい。

(売上・設備規模・電圧によって、序列が決まる電力会社。送配電分離を目前にして、未だ発変電・小売の地位は高い。)

にっこにっこにーは上司だけで、唐突な夜間電力単価の値上げによって、想定以上に高いランニングコストと強いられたイニシャルコストを回収できない末端の電力社員。

(十数年に一度の、リフォームの都度。電力社員である限り、一度買ったら終わりではない。)

それでもってオール電化の電気契約は必然で加点はなく、従量電灯の電気契約では減点。

(あろうことか、某先輩は現役電力社員でありながら、実家の契約を新電力へ切替。強い。)

地域のリーディングカンパニーである電力会社の看板を盾に、自社商品の活用を強制する組織ぐるみの特殊詐欺。

電力会社 辞めたい」のサジェストで、その大半がしそ日記に流れ着く理由も頷けるよ。



渾身の実業団

電力会社では、本業が暇な部門を中心に実業団によるスポーツ活動が盛んに行われています。

主に評価される部活動としては、サッカー・ハンドボール等のセミプロ。

顧客より徴収した電気代から、その運営費用を捻出。

一企業の暇潰しとしては、目に余るほど豪華な自前の体育館で、碌に仕事もせず練習ばかりに明け暮れる。

(原発マネーで発足した、Jヴィレッジ同様。見栄っ張りで事欠かない電力会社は、スポーツを通じた自社の宣伝に熱心だが、震災後の今となっては明らかな逆効果。)

例に漏れず、私と同じ配電部門の高卒入社である同期も、インターハイ出場はもちろんのこと電力親善柔道大会で優勝する程の実力者。

(手先が器用で人当たりが良く、後輩の面倒見も良い。入社時は電工二種しか持っていなかったが、後に電験三種を取得したと聞き、心技体揃ったその実力には納得。)

常に性善説で物事を語り、陽キャ独特の正義面したお節介が玉に瑕ではあったが、このような社員が正当に評価されている分にはまだ理解ができる。

(電力会社を辞めた理由①でも多少紹介した通り、ガチガチの体育会系出身でない限り、到底務まらぬ社風。)

その他、野球・テニス・バスケットボールと言ったアマチュアクラブにおいても、コネによる社内政治が横行。

(現場に近い、営業部門・配電部門の役職者に多い。大した戦績もなく、宣伝効果の薄さから実業団の強化対象より脱落。)

電力会社を辞めた理由(55)でも多少紹介した通り、誰でもできる仕事での実力差は二の次・三の次。

舎弟の地位・名誉を守るためには、他者への責任転嫁や事実の隠蔽・歪曲は日常茶飯事。

(それでも、影響の及ぶ範疇は現場課長以下。入社時から振り分けされた、選ばれし本店課長はもちろんのこと、現場部長にもなれるはずもなく。)

これが大多数の電力社員が振り回される、腐敗しきった人事制度の一端。

当の本店人事労務部門は常に無関心で、現場任せの職務放棄。

人事評価の方法は、欠陥だらけのパノラマチャレンジ人事システムによる役所仕事。

このような仕事振りでありながら、都合の良い時だけ権威を振りかざし、いざトラブルが起こると後手後手で火消しに走る愚鈍。

学生時代の栄光を肴に、脳まで酒に侵されている最たる証拠。

電力やめますか?それとも人間やめますか?

 

以上、電力会社を辞めた理由(73)についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由(74)にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。