電力会社を辞めた理由(80)

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由(80)についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由(79)の続編です。)




傷付くキャリアプラン

電力会社では、会社の顔に泥を塗った従業員への報復として、理解不能な人事異動が行われます。

具体的には、縁もゆかりもない、地元とは全く関係のない僻地への配置。

(地方の中心部より、車で1時間半から2時間。道中に高速道路はなく、その昔は自動車専用道の料金まで自己負担。)

そこが例え生産性に乏しい限界集落であったとしても、電気は生活に欠かせないインフラ。


限界集落・オブ・ザ・デッド (カドカワBOOKS)

ユニバーサルサービスを行うためにも、費用対効果を無視した送配電網の整備と人的配置が必要。

本来は僻地の人材だけで賄うために、多少は質が悪くとも地元であることを優位として高卒社員の採用を積極的に行ったが、気が付くと上京・結婚し都心部に住宅を建築。

(電力会社を辞めた理由㊸でも多少紹介した通り、現在のB型営業所は一人宿直が当たり前。命がいくつあっても足りない。)

現場で不足した人員を補充するためには、頭数合わせの奴隷が必要。

当然、自らのキャリアを棒に振るような、場末の事業所へ行きたがる者は少ない。

(支店・支社の多忙な設計業務に追われ心身を病み、仕事量的には平和な僻地へ行きたがる者も稀にいるが、それはまた別の話。)

その結果として充てがわられるのが、研修センターの洗脳によって会社に忠誠を誓い、一切の文句を言わない10代・20代の若手と、お払い箱として煙たがられる30代・40代の問題児。

高卒者を中心に、大多数の若手のキャリアを犠牲にする、過疎地域への転勤・転属。

汗をかき、泥臭い、3Kの汚れ仕事を、全て若年者に押し付け。

20代のキャリアを保守担当で過ごした結果、気が付くと30歳を過ぎても、設計のせの字も知らない脳筋が量産。

何の技術・技能も身に付かない雑務ばかりをやらされ、世間一般に通用するような電気的スキルは全く伸びず、気が付くともう大手には転職できない悲惨な職務経歴書に。

(僻地の事業所には、電験三種の取得者は皆無。無資格者によるいい加減な設計・保守・系統運用で、一体何がどうできると言うのだろうか。)

このような状況を打開しようと思っても、異動希望を入力するチャレンジ人事システムは、自己のキャリアプラン形成には全くの無意味。

何故ならば、電力会社で出世する人材は、入社時点で既に選別されているから。

出世頭の事務系と違って、大多数の技術系はソルジャー入社が前提のブラック企業。

(役職者は減らされ、少なくなったパイを奪い合うため、積極的な業務改善・効率化や働き方改革ができない、保守的な御用聞きに。)

更に言うと、毎年6月の第2週金曜日に内示があるが、直前でのドタキャン・急遽入替は日常茶飯事。

(毎年6月の第1週に開催される、学閥の温泉飲み会で課長より内々示を受けるが、最後まで油断はできない。情報漏えいでしばかれないのが、何よりも不思議。)

とにかくトラブルを生じさせず、常に社内政治に打ち勝つ。

これだけの大挙を以てして、くだらない社内調整を行って来ても、誰か一人がゴネれば2年~3年の間はシャバの空気すらも吸うことができない電力社員。

牢屋の方が、幾分もマシだわ。



現代の島流し

上記の通り、10代・20代の若手を中心に形成される、僻地の事業所。

その先輩となる30代・40代はと言うと、粒揃いの爪弾き者・鼻つまみ者ばかり。

(電力会社を辞めた理由(75)を参照のこと。件のブランカも、当然この内に入る。)

具体的には、鬱病罹患・社内不倫・ヒューマンエラー停電。

鬱病罹患・ヒューマンエラー停電に関しては、自身の数々の経験もあって、今更語るほどでもない。

(鬱病との付き合い方①鬱病との付き合い方②鬱病との付き合い方③を参照のこと。真面目な性格の持ち主から順に、確実に蝕まれていく。一度病むと、大卒であっても島流しに遭う。)

特筆すべきは、電力社員が大好きな浮気・不倫。

代表例を挙げると、社内不倫をきっかけに、とある電力社員同士の夫婦は離婚。

ともに退職はせず、元旦那と元嫁は同じ事業所に配置されることはない。

(一身上の都合で離婚したとしても、会社は配慮。このようなバツイチ夫婦が、とにかく多い。)

それどころか、不倫相手は略奪婚に成功。

気負いして一旦は電力会社を退職するものの、気が付くと電力会社の下請けとして再就職。

(電力会社の看板を活かし、産休・育休後に復帰するが、土曜日も勤務日で待遇は雲泥の差。相変わらず、電力業界におんぶに抱っこの現状。)

愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけた電力社員。

また違う、社内不倫の話。

同じフロアで勤務していたある者は、互いにダブル不倫となる、禁じられた男女の関係に。

事情通の社員は皆、「女側は年の割に可愛いが、冷静に見ると大したことはない。仕事のし過ぎで頭がおかしくなったのだろう。」と口を揃える。

その他にも、確定的な証拠はないが、中堅の先輩と若年の後輩が手を繋ぎ並んで歩く姿を、深夜の飲み屋街で見掛けたと言う噂話もある。

(大した用事でなくとも、普段から積極的に一緒に現場に出る仲良し。疑われるのも無理はない。)

これに関しては、電力会社を辞めた理由(64)でも多少紹介した通り、ヤの付く外線施工者の社長が「保修車に乗った二人が、ラブホテルから出て来たところを見たぞ。」と誰もが苦笑いする冗談で茶化すほどのラブラブっぷり。

乱れに乱れた、誰もが蓋をしたくなる電力社員の性事情。

ろくな産業や文化が育っていない地方では、自由恋愛ぐらいしか娯楽がないのだ。

女遊びに明け暮れた挙げ句、電力会社がご自慢の現場技術力は一切身に付いておらず。

誰もがその日暮らしの現場を期待し、成長と変化を拒み続けた結果故の。

ここまで来ると、もはやユニバーサルサービスでも何でもなく、社員を傷めつけることが主目的の罰ゲームに。

これこそが、現代の島流し。

高卒・高専卒・中途入社の、現役電力社員。

あなた達、常に背中を狙われていますよ。

 

以上、電力会社を辞めた理由(80)についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由(81)にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。