電力会社を辞めた理由(82)

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どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由(82)についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由(81)の続編です。)




一杯ひっかけて入山

電力会社の配電部門は、自然との戦いが付き物です。

特に今の時期は残暑厳しく、常に汗だくとなって、山中での伐採・巡視に取り組みます。

日中汗をかき、家に帰ってしこたま飲む分には誰も文句を言わないにしても、そこはコンプライアンス意識の低い電力社員。

「こんな暑い日は、飲まんとやっとれんな。ほれ、ビール!お前は運転手だから、1本にしとけよ。」

勤務中にも関わらず、水の代わりに飲酒。

(2007年の道路交通法改正施行以前には、現業員の間でよくあった日常会話。たった数時間の現場作業で、アルコールが抜け切るとの思い込み。)


アサヒ スーパードライ 350ml×24本

ちなみに冬季はと言うと、体が冷えるためビールの代わりにワンカップとなるが、最早度数の問題ではない荒唐無稽。


大関 上撰 ワンカップ [ 日本酒 兵庫県 180ml×30本 ]

地域全体から絶大な信頼を寄せる、電力会社の看板を背負って走っているため、社用車がパトカーに止められることは皆無。

(警察官も、まさか緊急車両が日中に飲酒運転をしているとは、夢にも思わないだろう。)

今となっては公訴時効だが、それを得意げに武勇伝として語る上司・先輩。

(十中八九、後輩の運転。万が一捕まっても、助手席の彼らは知らぬ存ぜぬで逃げ切る。)

何かと形式張った儀式を好む割には、人として軸がぶれている電力社員。

(電力会社を辞めた理由(60)を参照のこと。山の神への冒涜。)

自動操縦が主体である航空業界の飲酒運転問題など、電力業界と比べれば取るに足らない。

その甘すぎる自制心を本店に心配され、SDカードの取得義務と、月初の免許証確認を義務化される電力社員。

(電力会社を辞めた理由⑤を参照のこと。組織の根っこにまで染み付いた、伝統の隠蔽体質。)

そもそも論ではあるが、本気で飲酒によるトラブルを減らすつもりがあれば、飲酒機会自体を減らせば良いだけのこと。

平日の飲み会で後輩を連れ回した挙げ句、二次会(スナック)・三次会(たこ焼き屋)は当たり前で、翌日の午前中はグロッキーな電力社員。

(定番の昼寝場所は、大規模自然公園と屋根付きショッピングモールの駐車場。いずれも、平日の午前中には用事がない場所。)

その昔は故障連絡が来るまでの間、白昼堂々と喫茶店に入り、冷房に当たりながら漫画・雑誌のページを捲って一日を終えることも。

(非常に目立つ制服。今となっては、コンビニへ入るにも気を遣う。)

いざ現場の不点保修に向かうと、弊ブログの読者である一般のお客さまから同情されると聞く。

そして、壮絶ないじめを受けた経験があっても、過ぎたこととして過去を一切省みぬ電力社員。

全て他人事として見過ごす犯罪者集団の彼らに、同情する余地は全くない。

もっと絞ってやってつかあさい。



配電部門の限界

電力会社の山に対する非礼は、この限りではない。

所有者が不明の樹木を、ダマテン(無許可)で伐採するのはお手の物。

(かと言って、放っておいていざ配電線事故になれば、保守不完全でしばかれる八方塞がり。)

電力会社を辞めた理由⑧でも多少紹介した通り、私有地への樹木の不法投棄は今もなお健在。

その他にも、運営会社の倒産により閉鎖されたスキー場。

その中腹に設置されたキュービクル内には、設備残置された電力需給用計器用変成器(VCT)。

今後の再開見込みが全く立たないことから、工程担当として速やかな撤去を提言するが、大口計器担当がこれを拒否。

「道はなく、リフトも動いていないと言うのに、どうやって人員・作業車を持っていけば良いんだよ!」

(それを考えるのが大口計器担当の仕事で、本末転倒の責任転嫁はよして欲しい。)

職務放棄された結果、今となっては検定満了(失効切れ)で使い物にならず。

いい加減な財産管理によって、永久に固定資産からも除却されず、キュービクルとともに朽ち果てるのを待つVCT。

(建物の解体に伴い、回収不可能となることも多い。油入機器でなく、モールド絶縁であることが唯一の救い。)

これに限らず、各社のホームページにある自己申告の設備概要は全て嘘っぱち。

母数の多い配電設備は実態と合わないが、税務署にも調べようがなくお咎めなし。

(発電設備・送電設備・変電設備は、設備の数も少なく比較的正確。現場間の移動距離も少なく、圧倒的に楽な上位系統。)

昭和の頃は当たり前に許され・見逃されていたようなことも、平成・令和の世間体には通じず。

完全に時代に取り残された、手入力の営配システムに頼り切っているようでは、今後も税金の過払い・脱税は続くことだろう。

 

以上、電力会社を辞めた理由(82)についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由(83)にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。