電力会社を辞めた理由(83)

LINEで送る
Pocket

どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由(83)についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由(82)の続編です。)




ルーズな金銭感覚

電力会社の資機材管理・購買発注は、目につくほどいい加減です。

20万円未満の品物は什器と呼ばれ、日常的に使用される工具・測定器のため、在庫や状態の管理は適当。

(電力会社を辞めた理由㊱を参照のこと。代表例としては、125V・250V・1,000Vメガー圧縮ペンチ等。本来とは違う車両に積まれていても誰も無関心で、新入社員の早出サビ残資機材整理頼み。)

20万円以上の品物は備品と呼ばれ、丁重に管理されるが現場への持ち出し機会は殆どなく、宝の持ち腐れ。

(代表例としては、5,000V・10,000Vメガー絶縁保護具自主検査器等。取り扱える技術者は、一握りもいない。)

いずれも壊れて使えなくなっていることが多いが、修理する手段や方法も分からず、放ったらかしてそのまんま。

次々と使えないものが溜まっていき、除却もせず保守倉庫を圧迫することで、本当に必要なものが埋もれて行く一方。

(電力会社を辞めた理由(77)でも多少紹介した通り、断捨離が不得手。田舎者にありがちな末期の貧乏性。)

「もうそろそろ年度末だが、何か必要なものはないか。与えられた予算は使い切らねば、来年から付かなくなるぞ。」

公務員よろしく、自分の金ではないと分かった途端、羽振りの良くなる電力社員。

(片や、上司宅でのバーベキューを行った際は開始前後に電力量計を検針し、1円単位で請求・精算すると言う仰天エピソードも。)

電力会社を辞めた理由⑰電力会社を辞めた理由⑲電力会社を辞めた理由(71)でも多少紹介した通り、典型的なトップダウン型かつ縦割りの電力会社。

部門横断の全社的なコスト低減を一切考えられず、それを良しとする電力会社とその社員。

(本を正せば、上位系である日本発送電と下位系である●●配電は別会社。水と油。)

さながら、社内でも頻繁に揶揄される「中小企業の集まり」と言う自虐的な皮肉も、あながち的外れではない。



私的購買の末路

飲む打つ買うを地で行き、自堕落した電力社員は会社の金すらも私的に流用。

空発注と品物の転売を繰り返し、私腹を肥やす手癖の悪い上司連中。

(電力会社を辞めた理由(80)を参照のこと。島流しされるような僻地事業所であり、上位機関である本店・支店の目が届かない無法地帯。)

しかしながら大泥棒の天下はそう長く続かず、どこからかリークされたのか本店にバレた頃には、既に刑事事件。

(電力会社を辞めた理由(75)でも多少紹介した通り、とにかくお喋りな電力社員。大方、酔った勢いで部下に自慢し自滅したのだろう。)

驚くべきことに、責任者である当の本人は副課長の役職を剥奪されてもなお、55歳の定年を迎えるまでは年老いた平社員として健在。

(現場では設計チーフとして職務を遂行するが、元副課長であるため社内・社外とも取り扱いづらい人材。入社歴の浅い者は当然知らないが、先輩づてに聞く裏の人格。)

55歳を過ぎると、電力ファミリー(グループ企業)である●●電気保安協会に出向。

大変情けないことに、副課長でありながら電験三種を持たない木偶の坊。

(この一件がなければ、課長になっていたであろうと言われる節穴人事。どこに目が付いてんだよ。)

当然ながら、花形である高圧の保安業務部門に携わることはできないものの、その実務経験(笑)を活かし低圧の調査業務部門の課長として天下り。

(まさかの徳政令カード。到底リセットできるような、軽い罪ではない。)

そして主犯格は早々に会社を追われ、今では個人の電気管理技術者として自営業を営む。

電気工事店を通じ、転職先である弊社工場に点検・試験員として派遣されるが、とにかく胡散臭い喋りと技能。

(提出された試験表は、清書もされていない現場での走り書き。充電している高圧回路への離隔距離すら保てず、安全意識も薄いことからもう二度と使いたくない。)

これに限らず、元電力社員の電気管理技術者には、ろくな人材がいない。

(威勢は良いが態度ばかり大きく、伴わない技術レベル。元電力社員であることだけが、唯一の自慢で取り柄。)

我が行く末、こうはなりたくないものと日々願うばかり。

これらの事件の後に、再発防止策として導入された購買発注ソフトがSAP

(通称:サップ。大抵の電力社員は意味も分からず、定期異動時に操作方法を記した秘伝の書を受け継ぐ。)

とにかく使い勝手が悪く、本来必要な社員にユーザー権限が付与されていないため、一向に引き継がれないノウハウ。

(必要な資機材の注文であっても、SAP小姑に小言を言われ抑圧。理不尽にも嫌な思いをする、若年社員。)

頻繁な定期異動によって個人の成長を阻害し、震災後も一向にプロフェッショナルを育てる気のない電力会社。

20卒の内定辞退、待ったなし。

 

以上、電力会社を辞めた理由(83)についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由(84)にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。