電力会社を辞めた理由(87)

どうも、しそです。

今回は、電力会社を辞めた理由(87)についてご紹介します。

(電力会社を辞めた理由(86)の続編です。)




高卒入社の限界

電力会社の高卒社員は総じて、教養や常識がありません。

十中八九がスクールカーストの上位であった、地元思考の非常に強い所謂マイルドヤンキー

入社目的や将来的なキャリアプランが一切ないのはもちろんのこと、大した志もなく電気科・機械科の中でたまたま成績が上位だったと言うだけのこと。

(総じて、偏差値50未満。建築科・土木科・化学科等の求人もあるが、本流ではないためそう多くはない。)

家族や学校の先生に言われるがまま、地域ナンバーワンと称される電力会社へ何となく就職。

(誰もその実態を知らず、会社四季報や人伝いに聞く噂話だけで優良企業と誤認。昔話に騙される、情報弱者の田舎者ども。)

そもそも身内に電力社員がいて、悪天候時に頻繁に呼び出しされるその姿を見て、あえて自分もそうなりたいと思う人間は少ない。

(例外としては、本人:地方電力、息子:関西電力、娘:中部電力と電力一家の元上司。一族郎党、全く出来ていないリスク分散。)

それが生涯に亘り、最良の選択肢であるかどうかを十分に吟味しなかった結果、入社後早々にミスマッチに気がつくも時既に遅し。

後悔先に立たず、後の祭りで全てが自己責任論の無責任な社会。

(鬱病との付き合い方②を参照のこと。典型的な毒親で、今後も一切言うことを聞かない。)

そもそも配電部門を選択した理由の一つが、自分自身の実力が精々電験三種止まりであると言うことを早々に悟っていたから。

(入社当時、電工一種・電工二種の資格取得に留まり、特高設備へのイメージが湧かず、配電以外に興味を持てなかったこともある。)

将来的に挫折し、上位資格である電験二種やエネルギー管理士を取得できなかったとしても、電験三種さえ持っていれば配電部門ではエース級。

配電部門は高卒が7割以上で、高専卒・大卒が他部門と比べて圧倒的に少ないことを知っており、一芸に秀でいていれば低学歴でも出世できる可能性にワンチャン期待していた。

(電力会社を辞めた理由(69)を参照のこと。大半が平社員で、順調に出世しても係長・副課長止まり。今から入社すると、課長には決してなれない。)

下位電圧階級からの着実なスキルアップを目標に、順当かつ綿密に練ったはずの作戦。

その結果が、電力会社を辞めた理由①

電力会社を辞めた理由①

出る杭は必ず打たれる、明らかに行き過ぎた同調圧力

その実、入社前に配電部門の実態を察知していた高専卒・大卒は、系統運用・変電と言ったお気楽能天気部門に散っていただけのこと。

(容易に、電験一種・電験二種の認定要件を満たす現場。過去、喉から手が出るほど欲しかった特別高圧の実務経験。)

ファーストキャリアとして電力会社を経由し、その上でなお電気主任技術者を志すのであれば、電圧階級の高い上位系統から順に学んだ方が圧倒的に楽でハッタリが効く。

採用企業側からすれば、一見すると常識を持っていそうな電力社員。

電気のプロとしての特高実務経験と国家資格を持ち合わせており、なおかつブランド牛同然の高学歴であれば、諸手を挙げて青田買いせざるを得ない。

現場での真の実力なんて誰も計り知れないし、一切興味は持たれないのだから。



心の断線

文字通り、ソルジャー採用として現場で消費される兵隊の電力社員。

「電気を安定的にお届けするため、お客さまと需要設備に最も近い、現場最前線の花形技術者」を枕詞に、マインドコントロール。

お客さまとは名ばかりで、実現場で遭遇するのは一切日本語の通じない、モンスタークレーマーばかり。

(電力会社を辞めた理由②電力会社を辞めた理由(54)を参照のこと。原子力部門に対する貴重なご意見すらも、会社全体の問題として自らサンドバッグを引き受けるお人好し配電。現場に丸投げせず仕事しろ、地域共生本部。)

公私・社内外を問わず心のつながりを強要され、消耗する若手電力社員。

(姓でなく名で呼ぶ、先輩・上司との近すぎる距離感。)

このように、第一線での戦闘を担う二等兵の配電部門。

更に言うと、顧客だけに留まらず、本来は身内であるはずの上官からも何故か撃たれる捨て駒。

「女でもできる作業だぞ。お前は女以下か!」

電力供給の責任と使命感を盾に、日常的に交わされる男女双方への差別と侮辱。

(セクハラとパワハラの二本立て。通称:セ・パ両リーグ。)

今なお男尊女卑と女性蔑視が根強い、電気工事の現場。

技術系女性社員の活躍できる場所なんてものは、その頂点である電力会社にすら存在しない。

しあわせのチカラにはなれない。

 

以上、電力会社を辞めた理由(87)についてご紹介しました。

電力会社を辞めた理由(88)にて、引き続きまとめていきたいと思います。

それでは、また。